« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月

2010年7月22日 (木)

お金の話は

子供がするもんじゃないと教えられていた気がするのです。

習い事をしてお月謝がいくらかは月謝袋に書いてあるからわかるが、
それについて深く考えることはなかった。
ましてや高いとか安いとか。

お金を裸で渡すのが失礼だとかそういう感覚。
お金の話はきれいじゃないという感覚。
お金の話ばかりする人をなんとなく軽蔑した。
日本人に浸透していた美意識でありスマートさだと思う。


でも最近の子供はあからさまにお金の話をするからいやだ。


以前塾講師をしていた時に、中学生が
「ぼったくりだ」
とか、
「まけて」
なんてことを言いやがっていた。

大体そんな話は先生と親の間でついている話であり、子供が首を突っ込むようなことじゃなかった。

言うに事欠いて
「先生給料いくら?」なんて聞いてくる。
びっくりする。
でも聞かれすぎてもう慣れた。


今教えている学生はまあ子供とは言えないけど、
なんにつけお金の話をする。


もちろん時代もあるだろうけど。

こんなに長いこと不景気なんだもんね。


でもやっぱり子どもの口から聞きたくない。


こないだなんかバスに乗っていたら耳を疑うような会話が聞こえてきた。
母親と、小学校低学年の男の子と、幼稚園児の女の子。


母親「七夕様になんて書いたの?」
女児「お金がいっぱいもらえますようにって書いたの!」
母親「なんでー?」
女児「うちお金ないじゃん」
男児「おうちにいーっぱいお金があったらお母さんもお金持ちになるよ」
女児「お金があったらぜーんぶしあわせだよ!」


実話です。
母親も驚くでもない。
家で親がお金の話ばっかりしてるんだろな。


とてもいやーな気持ちだ。


今日coco壱で、幼稚園女児のわが子に鬼のような形相で
「ぶっとばすぞこの!」
とすごんでいた母親を見た。


こんな親でも政府的には偉いんだよね。
人前で恥じることもなく我が子に究極のパワハラをしてしまう母親でも。


我々が子供の頃も、当時の大人たちはこんなにもその当時の「現代」を嘆かわしく思っていたのかなあ。


日本人ってどうなっていくんだろう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »