名前
名前をつけるのがとても好きです。
子どもの頃から、性癖と言っていいくらい好き。
自分が飼う動物なんかはもちろん、思い入れの深い無機物にも名前をつける。
車、
ビデオデッキ、
パソコン、
楽器、、、
親しい人の呼び名もたくさんつける。
知人でなくても勝手に呼び名をつける。
自分にもたくさんつける。
名前は楽しい。
例えばファミレスにいたら、私は
『4番テーブル様』なるだろうし、
職場では
『先生』
と呼ばれるし、
名刺を渡した方には
『たまこさん』
と呼ばれるし、
親はよそで私を
『娘』
と呼ぶし、
兄は
『妹』
と呼ぶだろう。
恋人がいたら
『彼女』
と呼ぶだろう。
私と誰かが二人きりで、誰かが私に向かって
『村松さん』
と呼んだら私は村松さんだ。
名前なんて記号みたいなもんで、自分が呼ばれたと認識したらそれが名前なのだ。
なんて思いつつも、名前を大切に思う。
名前には付けた人の思いがこもるし、呼び方や呼ばれ方で微妙に本質が変わるような気がする。
名前を聞かれて、毎回適当な名前を告げていたことがあって、私はある時期人に
『ミドリさん』とか『ゆりこさん』とか『和子さん』とか、あるいは『キャサリン』とか、とにかくいろいろな名前で呼んでもらっていた。
※あ、本名を言えないような仕事をしてた訳じゃないです(笑)
それはそれは刺激的で、呼ばれるたびに愉しくて仕方なかった。
♪なまえ、それは、もえる、いのち
タケカワユキヒデはそう歌っていたけど、ほんとだよ。
名前がついたときに命が生まれるよ。
命が生まれるから名前をつけるとは限らない。
名前をつけることで命が生まれること。
なんかクリエイティブじゃない?
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